品質管理について

1.本格的な品質管理を学んだプロによる品質管理を行っています。


繊維ニュース2019/10/15

繊維製品の品質管理について、本格的な知識知見が求められる資格である繊維製品品質管理士資格保有者による本格的な品質管理を行っています。

「感覚でやってるからまぁ仕方がない」というようなことは原則としてありえません。

繊維製品品質管理士(Textiles Evaluation Specialist=TES)は、昭和56年度に通商産業省の告示(平成9年12月18日廃止)に基づいて生まれたもので、消費者に供給される繊維製品の品質・性能の向上を図ったり、繊維製品の品質について消費者からクレームが出ないように、それらの製品の製造や販売を行う企業のなかで活躍するスペシャリストです。その狙いは企業活動の合理化、消費者利益の保護、企業と消費者の信頼関係の改善にあります。

衣料管理協会のホームページより引用

2.構造化主義(データ化)を徹底しています。


「いつ誰が何をしたのか」「何をどれだけ入れたらどうなったのか」を徹底しています。

染色レシピ・繊維に対するデータ管理を厳密に行っております。

今回は、この条件で、何をどうしたら、結果がどうなったのか、にコダワリ続けています。

その結果として、廃盤になった染料の代用、助剤の選定に好影響を及ぼします。

必要のない助剤品の無駄な試用の抑制・コスト削減に貢献し、お客様の期待に応えることのできる価格と品質を実現しています。

3.染色堅牢度試験機を導入しています。


染色堅牢度に関する深い知見と知識なくして、染めに関する業務はできません。

そこで、当工房では、摩擦試験機Ⅱ型(学振型)を導入し、摩擦に対して、乾式試験と湿式試験を実施しています。

衣料品のトラブル事前防止に役立ちます。

摩擦用白綿布を摩擦子の先端に取り付け、2Nの荷重で試験片の中央部100mmの間を毎分30回往復の速度で100回往復摩擦する。

試験後、添付した白布の汚染をグレースケールを用いて、判定する。

JIS L 0849 摩擦に対する染色堅牢度試験より引用

よくあるご質問


Q.持ち込み生地でも摩擦に対する染色堅牢度試験は行っていますか?

はい。可能です。1試験につき¥500(税抜)で賜ります。1資料で乾式試験と湿式試験を2つ取る場合は、¥500×2=¥1,000(税抜)になります。

Q.一般衣料品の染色堅牢度の基準について教えて下さい。

JIS L 4107R「一般衣料品」に表地の染色堅牢度が右図のように定められています。

ただし、組成、構造、加工、縫製における組み合わせ及び、製品用途が特別な表地について、受渡当事者間に合意のある場合は、評価項目についてその一部を省略できることとし、試験方法及び基準について合意した基準によることができるとされています。

JIS L 4107R「一般衣料品」に記載の染色堅牢度基準表(繊維製品の苦情ガイドより引用)
JIS L 4107R「一般衣料品」に記載の染色堅牢度基準表(繊維製品の苦情ガイドより引用)
Q.摩擦に対する染色堅牢度試験において、クロックメーター法と学新型法の違いについて教えて下さい。

一般的に、日本では「学振型」、欧米では「クロックメーター」です。

ほとんどの場合、「学振型」で行うJIS試験の方が、「クロックメーター」で行うISO試験よりも悪く出る傾向があります。

Q.データ管理の基本をもう少し詳しく教えて下さい。

基本的な考え方は、owfとowsによります。

owfとは、on the weight of fiberの略称になります。被染物の重さが基準であり、被染物の重さに対してどのぐらい薬品染料を入れるのかという基準です。主に、浸染の領域で使用されています。

owsとは、on the weight of solutionの略称になります。液量が基準となり、液量に対してどのぐらい薬品染料を入れるのかという基準です。主に、捺染の領域で使用されています。

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